床のリフォームで家賃5,000円アップ

成功事例⑫

今回は、築古物件の一部リフォームを行い、家賃を5,000円アップさせた成功事例をご紹介させて頂きます。対象となった物件は、築30年超の木造アパートです。駅徒歩5分以内、バストイレ別という入居付けに有利な条件を持ち、南向きで日当たりも良好な物件でした。しかし、お部屋の床が「ダークブラウンのフローリング」であったため、せっかくの自然光を吸収してしまい、内見にお越しになったお客様からは「部屋が暗い」「狭く感じる」というマイナスの意見が多く、なかなか成約に至りませんでした。

そこで、物件本来の強みである「南向きの採光」を最大限に活かすため、床材を変更する部分リフォームをご提案しました。具体的には、視覚的な膨張色である「白を基調とした床材」への変更です。昨今の賃貸市場では、韓国インテリアや北欧風などの影響もあり、明るく清潔感のあるホワイト系やグレージュ系の内装が若年層を中心に非常に人気があります。

床リフォーム

床リフォーム

当初、大家様は既存のダークブラウンの色味を気に入られており難色を示されましたが、明るい色味の方が部屋が広く見え、早期入居に繋がることを丁寧に説明し、ご納得いただきました。施工にあたっては、コストパフォーマンスを最優先に考え、高額なフローリング材ではなく「フロアタイル」を採用しました。近年のフロアタイルは耐久性が高く、リアルな木目調の物もありラインナップが豊富です。今回はモダンな印象を与える幅広木目のデザインを選定しました。その結果、リフォーム後は部屋全体のトーンが一気に明るくなり、見違えるほど開放感のある空間に生まれ変わりました。設備自体は既存のままでしたが、内装の印象が劇的に良くなったことで、家賃を5,000円上げて募集しましたが、即座に申し込みを獲得することができ、大家様にも大変喜んで頂きました。

今回の事例は、多額の費用をかけるフルリノベーションでなくとも、ターゲットのニーズと予算に合わせた「部分リフォーム」で物件の欠点を解消すれば、家賃アップと早期客付けの両立が可能であることが分かりました。

著者名:美留町 惇

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